ル ク セ ン ブ ル ク 首 相、批 准 否 決 な ら ば 辞 職
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フランス と オランダ の国民投票で、欧州憲法条約の批准が否決されたことを受け、EU加盟国政府は、批准手続継続の必要性を検討し始めているが、ルクセンブルクの Jean-Claude Juncker 首相 は、予定通り、2005年7月10日に国民投票を実施し、反対票が過半数に達したときは辞職することを明らかにした。
EU加盟25ヶ国中、2番目に小さいルクセンブルは、国内にEC裁判所や欧州議会が設置されている他、金融の中心地として経済統合の恩恵を最も強く受けており、EUに対する支持率も非常に高いが、5月に実施されたアンケート調査では、憲法条約批准反対派は、41%にも達している。なお、Eurobarometer の統計によると、2004年秋の時点で、反対派は12%に過ぎなかった(支持率は57%、分からないとする回答は31%)(こちら も参照)。
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