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3. EU内の喫煙率

Posted on 2019年10月24日2026年1月13日 by boss

 欧州委員会の委託を受け実施された調査(2017年3月公表)によると、EU内に住む15歳以上で、毎日、煙草ないし電子煙草を吸う人の割合は24%、つまり、4人に一人の割合に達しています。

 EU加盟28ヶ国を喫煙率が高い順に並べると、以下の通りです。

   加盟国 喫煙率(%)
   ブルガリア 36
   ギリシア 35
   フランス 33
   クロアチア 33
   ラトビア 28
   リトアニア 28
   ポーランド 28
   ルーマニア 27
   オーストリア 27
   キプロス 26
   スロベニア 26
   スペイン 26
   チェコ 25
   ハンガリー 25
   ポルトガル 25
   イタリア 24
   スロバキア 24
   ドイツ 23
   マルタ 21
   エストニア 20
   ルクセンブルク 19
   アイルランド 19
   フィンランド 18
   ベルギー 17
   デンマーク 16
   オランダ 16
   イギリス 16
   スウェーデン 5

 

 地域的な特徴としては、南欧では喫煙率が高く、ブルガリア、ギリシア、フランス、クロアチアでは約3人に一人が毎日、煙草を吸っています。

 これに対し、北欧のスウェーデンでは喫煙率が突出して低くなっています(5%)。これには煙草の代替品があることが大きく影響していますが、国の禁煙対策が進んでいることも見過ごせません(参照)。なお、近隣のデンマークやフィンランドもEU平均値を10ポイント近く下回っており、北欧は喫煙率が低いといった特徴を創出しています。

 なお、2014年の調査結果と比較すると、EU全体の喫煙率はほぼ同じであり、禁煙化は行き詰まっていると言えるでしょう。国別では、スロバキア(5ポイント増)、フランス、リトアニア、イタリア(それぞれ4ポイント増)で喫煙率が高くなっている一方、ベルギー(6ポイント減)、キプロス、デンマーク(それぞれ5ポイント減)、イギリス、オランダ(それぞれ4ポイント減)では低下しています。

※ 喫煙率と1日あたりの煙草消費量(本数)は異なりますが、全く関連していないわけではありません。つまり、喫煙率が高い国では消費量も多くなる傾向にあります(消費量についてはこちら)。

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