一般に、北欧諸国で喫煙率は低くなっていますが、ラトビアの喫煙率は28%と、EU平均を4ポイント上回っています(詳しくはこちら)。
ラトビアがソ連から独立し、EUに加盟したのは2004年5月ですが(詳しくはこちら)、その後の2006年7月、ラトビアでも反喫煙法が施行されることになりました。そのため、公的施設、病院、学校、スイミングプールを含むスポーツ施設、映画館、コンサートホール、公共交通機関やバス停等での喫煙は禁止されています。また、2008年7月からは、全ての飲食店でも喫煙が禁止されるようになりました。
なお、ラトビア政府は公園内や路上での喫煙も禁止する方針を立てていましたが、実現していません。ただし、喫煙するには、公的施設の外壁から、少なくとも10メートル、離れていなければなりません(参照)。