2009年10月2日(金)、アイルランドではリスボン条約の批准を問う国民投票が再度、実施される。前年6月の投票では、批准反対票が53%に達したが(参照)、同年秋以降の世界経済・金融危機によって状況は一変し、2009年は年頭より、賛成派が大きくリードしている(参照)。第2回目の国民投票を約3週間後に控えた9月13日、地元紙の "Sunday Business Post" が発表したアンケート調査でも、62%の有権者が賛成票を投じると答えている。他方、批准反対派は23%に過ぎず、未決定の者(15%)を含めても賛成派を上回ることはできない(参照)。
|