オーストリアの日刊紙 Die Presse によると、欧州委員会の Günter Verheugen 副委員長は、2006年6月22日、クロアチアは2009年にEUに加盟しうるであろうとの見解を示した。クロアチア政府も同様の目標を掲げているが、2008年末までに加盟交渉を終了させ(詳しくは こちら)、2009年内の加盟を達成する可能性が高まっている。 これが実現されるとすれば、ブルガリアとルーマニアの加盟(2007年の予定)から、わずか2年後に、EUはさらに拡大することになる。なお、同じく旧ユーゴスラビア構成国のセルビアの加盟については、目処がたっておらず、Verheugen 副委員長も、目標を示していない。 |
(参照) |
EUの第2次東方拡大拡大 Die Presse v. 24. Juni 2006 (EU-Erweiterung: Horizont reicht von Russland bis Marokko)
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Rehn 欧州委員、2010年までの加盟を示唆
2006年11月30日、欧州委員会の Rehn 委員 は、2010年までにクロアチアのEU加盟は実現しうるであろうと述べた(参照)。これとは対照的に、委員会はトルコとの加盟交渉の一部延期を提唱しており、交渉手続が当初の予定よりゆっくりと進められる見通しが強くなっている(詳しくは こちら)。 |
(参照) |
EUの第2次東方拡大拡大 Der Standard v. 30. November 2006 (Erweiterungskommissar Rehn: "Kroatien könnte bis 2010 der EU beitreten") |
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