2004年10月6日、欧州委員会は、トルコとのEU加盟交渉開始を条件付で提案したが(参照)、この点について、オーストリアの要人は以下のように語っている。
1.Heinz Fischer 連邦大統領
交渉期間は十分にあるため、あらゆる可能性を考慮して検討すべきである。結論を先取りすることはできない(参照)。
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2. Wolfgang Schüssel
首相
条件付 Yes という欧州委員会の提案は、興味深い出発点となった。いずれにせよ、扉をピシャリと閉めるべきではない。交渉の行く末は不確定であるが、15〜20年後にはトルコのEU加盟が実現するかもしれない(参照)。
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Wolfgang Schüssel
首相
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3. Franz Fischler 欧州委員
欧州委員会の提案は、私の要望に沿っているわけではないが、容認しうる。多くの条件が盛り込まれているのは、私の意見が考慮されているためである。トルコはまだまだEUに加盟しうる状態にない。また、加盟が実現した場合の影響について、今後も検討する必要がある(参照)。
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Franz Fischler 欧州委員 |
4. Hans-Peter Martin 欧州議員
欧州委員会の提案は、無謀といわざるをえない。実現困難なことが仮定されている(参照)。
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