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トルコとのEU加盟交渉の枠組みを決定するために開かれたEU理事会(2005年10月2・3日)は、オーストリアの粘り強い反対にあい、約30時間にも及んだが、夜通し行われた「ウィーン流舞踏会」について、Olli Rehn 欧州委員(EU拡大担当)は、各国の内情は、非常によく知っているとし、オーストリアの立場に理解を示した。また、過去に、フランスは、イギリスとの交渉を再三、ボイコットしてきたし(詳しくは
こちら)、スペインとポルトガルとの加盟交渉も、スムーズには開始されなかったことを指摘した。しかし、加盟交渉が正式に開始された現在、交渉の成功に尽力することや、国民の理解を得るため、トルコのEU加盟の長所と危険性について、国民に十分に認識させる必要性を全ての加盟国に訴えている(参照)。
新しい要件について
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