ラトビア(EU加盟国の地図は こちら)では、ほぼ1年ごとに新政府が誕生しているが、経済復興と少数民族(ロシア人)の封じ込めという点で政策は一貫している。2004年5月のEU加盟後も国内経済は著しい発展を遂げ、加盟後の8ヶ月間では、8.5%の高い成長率を記録した。特に、木材の輸出量が大きな伸びを見せているが、その一方、インフレ率はEU内で最も高い6.6%に達している。その影響を強く受けている医療関係者は、近時、賃上げ
を要求し、デモを行っている。
少数民族
(ロシア民族)のデモも頻繁に行われているが、これは、45万のロシア系無国籍者には地方選挙権も保障されていないことなどに基づいている。
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