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成績評価の対象となるテストやレポートの課題は毎年、異なるが、2009年度は以下の点を重視する。聴講に際しては、特に、これらの点に注意するとよいでしょう。
1. EU・ECによる国連制裁の実施
国際テロ対策は各国が単独で実施しても効果が上がらないため、諸国が共同で行う必要がある。国連安保理も一連の決議を採択しているが、EUないしECは国連に加盟していない。それゆえ、EUないしECは安保理決議を実施しなくてもよいか。実施しなければならないとすれば、どのような手続によるか(参照)。
2. EU環境法
伝統的に、ヨーロッパ諸国は環境保護に力を入れているが、EUはこの分野における世界的リーダーを自負し、取り組みを強化している。EUの方針はどのような手続で決定され、どのようにして実施されるか。また、その他の政策分野と比較し、どのような特徴が見られるか。さらに、京都議定書はEUないしEU加盟国にどのような義務を課し、EUないし加盟国は、これをどのように実施しているか(参照)。
3. ECとWTO
1994年のWTO諸協定をECは単独で、または、加盟国とともに締結しているが、ECと加盟国の役割分担はどのようになっているか。また、EUではなく、ECが諸協定を締結しているのはなぜか。
WTO紛争解決機関(DSB)は、ECの措置がWTO諸協定に反するとの判断を度々下しているが、EC法体系下において、このような判断は、どのような効力を有するか。なお、ECがこの判断に従わないため、米国やカナダはECからの輸入を規制したとする。これによって貿易量が激減し、被害を被った者は、ECに損害賠償を求めることができるか(参照)。
4. 域内市場
ECは域内市場を創設し、4つの基本的自由 を保障することを重要課題としているが、その実現に必要な法令は、どのようにして制定され、どのような特徴を有するか。また、現在までに、すべての分野で加盟国の市場は統合されているか。
5. 欧州人権条約とEU基本権憲章
EU法秩序において、欧州人権条約や欧州人権さ裁判所の判決はどのような効力を持つか(参照)。また、一部の加盟国は、EU基本権憲章の適用に反対しているが、それはなぜか(参照)。
6. 欧州議会
ECの立法過程において、欧州議会はどのような役割を果たすか。特に、サービス指令の制定を例に説明しなさい(参照)。
欧州議会の立法権限が制限されているのはなぜか(参照)。
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