1998〜2004年、ドイツは、23,167の法令を制定しているが、その約8割に当たる19,000の法令はEU法に由来するものでありであり、ドイツ連邦議会が独自に制定した法令は、4,250に過ぎないとされる。このような不均衡は、欧州憲法条約によって固定化される
との考えから、Jahannes Singhammer 連邦議員(CSU)は、5月12日に予定されている連邦議会の審議で、憲法条約の批准に反対票を投じる
としている。同議員によれば、現在の状況は民主主義の透明性を高めるといった要請に反しており、ブリュッセルの官僚主義を撤廃する必要があるとされる。
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