^

練習問題

イギリスの欧州統合


〔問題〕第2次世界大戦後、「ヨーロッパ合衆国」の設立や独仏の和解の重要性を訴え、欧州統合の必要性を指摘したのは、大戦中、イギリス首相を務めていたチャーチルであるが、彼の祖国イギリスは、彼の提唱する欧州統合には消極的であった。この点に関する説明として、正しいもの一つ選びなさい。

 テキストの19~20頁、33頁を読み、検討すること。

① イギリスは、自国は米中に並ぶ超大国であると考えていたこと

② イギリスは、ドイツ、フランス、ベネルクス3国といったヨーロッパ諸国との関係より、カナダ、オーストリア、ニュージーランド、南アフリカといった諸国との関係を重視していた。

③ イギリスは、オーストリアやスイスといった他のヨーロッパ諸国ともにEFTAを設立し、ECよりも緊密な欧州統合を推進しようとした。

④ 第2次世界大戦後、ヨーロッパ諸国は、国際連合(国連)のヨーロッパ版と目される欧州評議会を創設したが、それにもイギリスは加盟しなかった。


答えを見る

サイト内全文検索