コミュニケーションの基本
新型コロナウィルス感染症の影響で、東京オリンピック、パラリンピックの開催が延期された。2020年夏に向け、練習を重ねてきた選手には、人生を揺るがす大きな決定であったに違いない。
我が国にもメダル獲得を期待されていた選手が大勢いる。例えば、柔道、体操、水泳、バトミントンといった競技の選手であるが、これらの種目のように、我が国は個人競技に強い。これに対し、ラグビー、サッカー、バレーボール、バスケットボールといった団体競技では、メダル獲得が厳しい。これは、チームの( A )が問われる競技であるにもかかわらず、体格の大きい選手が有利になるといった競技の性質に基づいていると考えられる。欧米人のように身長が高くない日本人は、特に、バレーボールやバスケットボールといった競技で大きなハンディキャップを負う。
解答
1.空欄Aには「団結力」や「結束力」といった単語が入ります。
問題 上の文章に合致しないものを下から一つ選びなさい。
- 日本人選手は個人種目に強く、オリンピックでもメダル獲得を期待されている選手がいる。
- 欧米人に比べると、日本人は身長が低いため、スポーツで不利になることがある。
- バレーボールは団体競技であるが、水泳は個人競技である。
- 団体競技では、選手ひとり一人の力より、選手の結束力が重要になるため、選手ひとりひとりの体格は問題にならない。