7月2日の課題

EU法(基礎)


1.1950年5月9日に出された(  ア  )に賛同し、西欧の( イ )ヶ国は、1952年7月、(  ウ  )を設立した。( ウ )の存続期間は( エ )年間であったため、2002年5月に消滅し、その管轄権は( オ )に継承されている。

2.( ウ )を設立した国をすべて挙げなさい。

3.第2次世界大戦後の平和の確立、( カ )や( キ )を目的とし、三つの欧州共同体が設立されたが、その中心的役割を果たしていた共同体は( ク )である。なお、( キ )は、大戦の実質的勝者は( ケ )と( コ )であり、ヨーロッパ諸国の力が相対的に弱くなったことを受けている。

4. ( ク )を設立した国をすべて挙げなさい。

5. 3つの欧州共同体は( サ )に基づき設立された。( サ )は全ての加盟国によって締結され、かつ、( シ )された後に発効する。( シ )には、( ス )と( セ )という意義がある。

6. イギリスが三つの欧州共同体に加盟したのは( タ )年である。原加盟国とならなかった理由を2つ挙げなさい。 三つの共同体に加盟する代わりに、イギリスは他のヨーロッパ諸国とともに( チ )を設立した。( チ )は加盟国間の通商規則を統一し、貿易を自由化する一方、第3国との貿易には制限を設けることができる。なお、その内容は加盟国間で( ツ )。

7. 1930年代、世界経済は大きく停滞し、大恐慌が世界各地を襲った。そのため保護主義に傾倒する国が多くなり、国際摩擦を生んだ。これが第2次世界大戦につながったと批判されたため、戦後、詳細には、1947年には貿易の自由化を目的とするGATT(関税と貿易に関する一般協定)が諸国間で締結された。この国際条約は、ある締約国が他の締約国との貿易にかかる関税を15%から10%に減らすならば、その他の締約国との貿易にかかる関税も10%にしなければならないとしているが、これを( テ )と呼ぶ。欧州経済共同体(EEC)は加盟国間での貿易は自由化するものの、第3国との貿易には制限を設けていた。これは( テ )に反するため、GATT上の例外規定に基づき、( ト )として欧州経済共同体は設立された。

8. EUは、( ナ )年11月、( ニ )条約に基づき設立された。それに伴い、欧州経済共同体は( ヌ )と名前が変わった。

9. EU体制の発足当初、3つの共同体は存続していたが、( ネ )は2002年に消滅した。また、( ヌ )も、( ノ )年、リスボン条約に従い廃止された。

10. EUは商品、人、サービスおよび資本の移動の自由を保障している。この4つの移動の自由が保障された空間を( ハ )と呼ぶが、これは1986年に採択された( ヒ )に従いEC条約内に取り入れられた概念である。

11. EU内では( フ )の移動の自由が保障されている。そのため、加盟国出身のスポーツ選手は他の加盟国へ行き、プレーすることが保障され、外国人枠によって出場が制限されることはない。

12. 加盟国はEUに多くの、かつ強力な権限を与えている。その結果、加盟国はもはや独自の法律を制定することができず、EUによって法律が制定される分野がある(例えば、通商政策)。そのため、EUは( へ )と呼ばれている。

13. EUには強力な権限が与えられているが、教育に関する権限は加盟国が保有している。そのため、学校教育をどのように行うかは、EUではなく、加盟国によって決定される。全ての加盟国の公用語はアルファベットで記されるが、子供の学力が低下しているため、筆記体を廃止するか、また、鉛筆ではなくすべてコンピュータで入力するかは加盟国によって決定される。なお、コンピュータ産業が発展しているフィンランドがEUに加盟したのは、東西冷戦終結後の( ホ )年である。

14. 日本人観光客であれ、ドイツからフランスへ移動するとき、パスポート検査を受けなくてすむ。この制度は( マ )協定に基づき発展した。  


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