11月は死者の月

  ヨーロッパの大学は10月末頃に始まります。また、秋入学制です。そのため、新年度のスタートや新入生に関する話題が増えてきましたが、ヨーロッパにおいて11月は「死者の月」と呼ばれることがあります。それはどういう意味でしょうか。

(参考)
 ・フランス大使館のページ

  ・ 留学プレス


〔問題〕以下の地図で、フランスとオーストリアの番号をそれぞれ答えなさい。







(写真上)フランスのマクロン大統領

(写真下)オーストリアのクルツ首相




 ところで、イスラム教では、神や預言者の絵を描いたり、彫刻を作ることが禁止されている。

 イスラム教徒ではない西洋人の中には、イスラムの神や預言者の絵(風刺画)を描き、新聞や雑誌に投稿する者がいるが、「このような行為は宗教に対する冒涜である」「許されざる大罪」として、イスラム教徒が抗議すると、表現の自由を侵害してはらないと西洋人は反論している。そのため、両者間に深い溝が生じている。

(参考)ムハンマド風刺画事件
 

 フランスの新聞『シャルリー・エブド』は、預言者の風刺画を掲載するメディアとして知られているが、2015年1月にはイスラム過激派テロリストが同新聞社に乱入し、編集長、風刺漫画家や記者らを殺害するという事件がおきた(シャルリー・エブド襲撃事件)。

 また、2020年10月、フランスでは、預言者の風刺画を生徒に見せていた教師がイスラム教徒によって殺害されるという事件が発生した。これを受け、マクロン大統領が、フランスは風刺画を描く自由を守ると述べ、教師殺害を強く非難すると、イスラム教国であるトルコのエルドアン大統領は、マクロン大統領は精神的治療が必要だと批判した。他のイスラム教国の中にはエルドアン大統領に同調する国もある中、EU加盟国はフランスの側に立ち、エルドアン大統領を批判している。そのため、これを機に、EU・トルコ間、より広くはヨーロッパとイスラム圏の対立が深まった。特に、フランスは、国内でテロが発生するおそれが高まったとして、警戒しているが、実際に、国内ではテロ事件が発生している(参照)。

 また、2020年11月2日には、オーストリアの首都ウィーンでもテロ事件が発生した。

 以下の記事を読み、次の問題に答えなさい。

 ・BBC News

 問題1 テロは誰が行ったのか説明しなさい。

 問題2 テロの目的について説明しなさい。

 問題3 EUとイスラム教徒との対立について説明しなさい。

 

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