Saarbrücken (ザールブリュッケン)

"ein lichter Punkt in einem so felsig waldigen Lande"
Goethe

  州都 Saarbrücken (ザールブリュッケン) は、ザール最大の都市です。重厚な建造物が立ち並ぶ「芸術の都」というわけでありませんが、一見の価値がある町並みですので。名所をいくつかご案内いたします。

 中央駅前から伸びている、Kaiserstrasse (皇帝通り) をウィンドー・ショッピングなどしながら歩いていくと、前方にこういう建物が見えてきます。


 

 そこで、わくわくしながら (車や路面電車にも気をつけてくださいね)、 先に進むと ・・・


  St. Johannes (ヨハネス教会)に到着しました。街の中央にある教会として、進歩的なコンセプトを持っており、コンサートや上映会などの催しも定期的に開かれています。ちなみに、プロテスタントの教会です。

 
  この界隈には、クラッシクな建物が並んでいます。

  目を奪われそうになりますが、道草などせず、さらに歩いていくと、Rathaus (市庁舎)が見えてきます。
教会の右手に、塔(のようなもの)が2つありますが、左側が市庁舎です。右側は高級レストランです。



  市庁舎に到着し、くるりと振り返ると、教会を別の角度から見ることができます。下の写真をご覧下さい。
教会の前には、路面電車 (Saar-Bahn) の停留所があります。写真では、ちょうど電車がホームに到着したところです。付近には大きなバス停もあり、ザールブリュッケンの交通の要所となっています。


 

 市庁舎の角を右に曲がると、ザールブリュッケンの象徴になっている St. Johanner Makrt(ヨハネス教会広場)に到着します。もっとも、美観というわけでありません。広場の周りには、飲食店が軒を連ねており、人々の憩いの場になっています。「食の中心地」と言えるかもしれません。クリスマス・シーズンには、市場もでき、大勢の人で賑わいます。ザールブリュッケンにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 左の写真は、広場の名前にもなっている St. Johanner (ヨハン教会)です。

 この教会とは反対方向に広場を横切ると、ザール川に出くわします。そこで、橋を渡り、石畳の坂道を上ると、今度は、お城に到着します(下の写真)。メルヘンチックなお城を想像された方には残念ですが、ザールブリュッケンのお城は近代的です。中央は、ガラス張りに建て替えられているほどです。


 お城は小高いところにありますが、下の写真は、そこから見下ろした街の風景です。手前の川がザール川です。塔が2つ見えますが、ヨハネス教会は左手です

 右端の建物は、Staatstheather(劇場)です。アップで見ると、2つ下の写真になります。


 この劇場は、ナチス・ドイツ時代に、ヒトラーからプレゼントされたものです。第1次世界大戦後、ザールラントは、フランスに占領されることになりましたが、その後の選挙で、住民はドイツへの帰属を決定しました。これに喜んだ独裁者は、劇場建設費用を捻出したというわけです。


     ▲ ザール河畔のザールラント州立劇場

 お城の前の小道を100メートルほど進むと、またまたザールの象徴になっているLudwigskirche (ルードビッヒ教会)に到着します(下の写真)。




▲ ルードビッヒ教会(背面)







 ルードビッヒ教会(上の写真)の後方には、   Jakobskirche(ヤーコブ教会)があります
(左の写真)。
▲ ルードビッヒ教会正面

 荘厳なネオ・バロック式建築に圧倒されますが、大理石の白を基調にした内部の装飾にも息を呑みます。神聖な空間の写真は、恐れ多くて撮影できませんでしたので、代わりに、教会の裏側をご覧下さい(左の写真)。

 教会の正面の広場では、市場が開かれることもありますし、ドイツを代表する政治家の演説会が行われることもあります。


 

   ▲  ヤーコブ教会

 St. Michael (ミヒャエル教会)の外観も印象的です。交通量の多い Wagnerstrasse (ワーグナー通り)を脇に入って、階段を上ると、双塔の正面前に出ます。教会の背後には緑の広場があり、開放的な雰囲気をかもし出しています。晴れた日には、芝生の上で昼寝もできますよ。


▲ 教会の正面上部


          ▼ 教会の側面