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練習問題

EU裁判所


〔問題〕以下の文章を読み、誤りが含まれているものを選びなさい(一つとは限らない)。

① EU法が加盟国によって執行される場合(例えば、EUが決定した関税の徴収)、その執行に異議を申し立てる訴えはEU裁判所ではなく、加盟国の裁判所に提起しなければならない。

② 加盟国の裁判所がEU法の解釈に迷うようなとき、自ら判断せず、EU裁判所に判断を求める必要がある。これは、加盟国の裁判所が解釈するとすれば、EU内で解釈が統一されないおそれがあるためである。

③ 欧州委員会が発した制裁に不服がある者は、EU裁判所(厳密には一般裁判所)に提訴することができるが、EU理事会が制定し、誰にでも適用されるEU法の適法性を争い、提訴することは許されない。

④ ドイツは法案の採択に反対したものの、その他の加盟国は賛成したため、EU法が制定されるような場合、ドイツはEU法の適法性を争い、EU裁判所に訴えることができる。

⑤ EU裁判所(一般裁判所)がある加盟国はEU法に違反していると判断するとき、それに不服がある加盟国はECJに控訴することができる。


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