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練習問題

欧州委員会


〔問題〕以下の文章を読み、誤りが含まれていないもの(つまり、正しいもの)を2つ選びなさい。

① 欧州委員会の任命に際し、欧州議会の承認が必要になるが、欧州議会は特定の委員候補の承認だけを拒むことができる。そのため、欧州議会は小国出身の候補や、政治的考えの異なる候補に厳しく接する傾向がある。

② 欧州委員会が法案を制定しないと、EU法は制定されないため、欧州委員会は「欧州統合のモーター」と呼ばれるが、同委員会に法案作成権が与えられているのは、27名の委員のもとで大勢の官僚が働いており、どのような法を制定すべきか調査できるためである。

③ 欧州委員会がフランスはEU法に違反していると考えるとき、EU裁判所に提訴することができるが、ドイツがフランスを訴えることはできない。

④ 欧州委員会の委員長を候補を選出する際、欧州理事会は、直前の欧州議会選挙で第1党となった政党グループに属する欧州議員の中から選出しなければならない。

⑤ 欧州委員会にはEUを代表して、第3国と交渉する権限が与えられている。そのため、EUが我が国と貿易交渉を行うときは、欧州委員会が会議に参加する。

⑥ EUの行政機関の選出に際し、EUの立法機関の一つである欧州議会は、何ら関与できない。


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