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小テスト 第1回

は じ め に

 みなさん、こんにちは。

 これから「EU法」の小テストを行いますが、初回にあたりますので、まず、何点か確認いたします。

 下のフォームにお名前、学籍番号、大学メールアドレスを入力してください。

・氏名 

・学籍番号

・大学メールアドレス

・この小テストを受けるために使用している機器を下から一つ選択してください。

  WindowsパソコンまたはMac製品
  タブレット
  スマートフォン
  その他

問 題 1


 この授業では、担当教員である私が作成したテキストを使用します。もうダウンロードしてありますか。テキストの41頁1行目に記載されている原則名を下のフォームに入力してください。

・ 41頁1行目 の原則

 これは、EUは、ありとあらゆることをなしうるのではなく、加盟国から与えられた権限のみ行使することができるという内容の原則です。例えば、イタリア、フランス、スペインといったEU加盟国は、新型コロナウィルスの感染拡大を阻止するため、外出を規制したり、マスクの着用を人々に義務づけることができます。その根拠となる法がないならば、法を制定することもできますが、EUにはそのような権限は与えられていません。そのため、EUは( A )。この原則は非常に重要ですので、忘れないようにしてください。

 上掲の文章の「空欄A」にあてはまる語を下のフォームに入力してください。

・空欄A 

 なお、前述した例は、むしろ例外的で、EUには非常に広い範囲で強力な権限が与えられています。例えば、最もよく知られている国際機関の一つである国連は、ワインの品質や生産量を決定したり、バナナの取引について決定することはできませんが、EUにはこの権限が与えられています。そのため、例えば、EUに加盟しているドイツが独自にワインの(  B  )。このように、加盟国が自らの立法権・政策決定権を放棄し、EUに与えることを主権の委譲と呼びます。

 上の文章内の「空欄B」にあてはまる語を下のフォームに入力してください。

・空欄B


問 題 2


 以下の文章を読み、空欄C~Hに適語をいれてください(テキストの19頁を読んで解答してください)。

 ところで、話が前後しますが、EUとは European Union の略で、欧州連合ないしヨーロッパ連合と訳されています。2020年元旦当初は、ヨーロッパの28の国が加盟していましたが、同年1月末に( C )が脱退したため、現在は27ヶ国体制です。とはいえ、( D )( E )、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの6ヶ国でスタートしたため、加盟国数は約5倍に増加しています。

・空欄C

・空欄D

・空欄E


 第2次世界大戦の終戦から7年後の1952年、これらの6ヶ国で、EUの基礎となった( F )共同体が設立されたのは、幾度となく戦火を交えてきた( D )と( E )の和解を目的とするためです。なお、( F )共同体の設立を提唱したのは、( E )のロベール・シューマン外相で、2020年5月9日は、その提唱から70周年にあたります。
 今学期、私は「EU法」の他に、「地域研究(欧州)」の授業を担当しますが(火曜日3時限)、下の画像は「地域研究(欧州)」のロゴです。1950年5月9日の消印をモチーフにしているのは、シューマンが( F )共同体の設立を提唱したこの日にEU統合は始まったからです。「地域研究(欧州)」の授業もぜひ履修してください。



 ( F )共同体の設立が成功したため、1958年にはさらに( G )と( H )が、同じ6ヶ国によって設立されました。そして、( G )が中心となって欧州統合は進展し、1993年には、EUが発足しました。この当時、EUは、いわゆる3本柱構造を持ち、三つの共同体は、その1本目の柱にあたりました。





・空欄F

・空欄G

・空欄H


問 題 3


 次の問題のうち、一つ選択し、下のフォームに記入してください(テキストの3~9頁を読んで解答してください)。

1)1993年にEUができた当初、EUはいわゆる3本柱構造をとっていたが、その理由について説明してください。

2)EU加盟国内のプロ・サッカーリーグでは、外国人枠によって他のEU加盟国出身選手の出場を制限することが禁止されていますが、その理由について説明してください。

解答

 

 入力が済んだら、下の送信ボタンを押し、送信してください。

 模範解答は次回の授業時に発表します。