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模 範 解 答

 

 
〔課題〕
 下記の文章に誤りがあれば、誤っている箇所を指摘し、正しなさい(解答例を参考にすること)。誤りが含まれていなければ、「誤りなし」と記載しなさい。
 
  • 「重い」「軽い」といった表現は絶対的である。
  (解答例)誤:絶対的
       正:相対的

  • 母親が3歳の子供と5歳の子供に1個ずつおにぎりを与えるとすれば、実質的に平等ではあるが、形式的には平等ではない。
  • この文には誤りが2つ含まれています。
  •  
  • 誤:実質的に平等であるが
  • 正:絶対的に平等であるが
  • ※ 同じ数だけ与えるため、絶対的平等です。

  • 誤:形式的には
  • 正:実質的には
    ※ 形式的平等とは機会均等を指します。子供の年齢を考慮し、おにぎりの数を変えるのは、実質的平等に関係します(次の問題を参考にしてください)

  • 母親が3歳の子供には1個、5歳の子供には2個、おにぎりを与えれば実質的に平等になる。そこへもう一人の5歳の子供がやってきたが、その子供には1個しかあげないとすれば、3歳の子供との関係では相対的に平等になる。他方、他の5歳の子供との間では形式的平等は達成されない。
  •  
  • この文章には誤りが2つ含まれています。
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  • 誤:3歳の子供との関係では相対的に
  • 正:3歳の子供との関係では絶対的に
  •  
    誤:他方、他の5歳の・・・・形式的
    正:他方、他の5歳の・・・・絶対的

  • 機会均等とは実質的平等のことである。

    誤:実質的平等
    正:形式的平等

  • 柔道やレスリングの重量階級制は相対的平等と形式的平等を保障するものである。

    誤:形式的平等
    正:実質的平等
    ※ 形式的平等とは、誰にでも試合への参加を認めることを指します。しかし、体重100kの人と60kgの人が試合をするとすれば、軽い人が不利になる(こともある)ため、重量別に試合を行うことは、実質的な平等を確保することになります(例えば、年齢の違いを考慮し、おにぎりの数を変えるのと同じです)。

  • 一視同仁とは、絶対的平等の精神に基づく愛情や思いやりを指す。
  • 誤りなし

様々なことや考え方を学び、視野を広げてください!




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