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基礎演習Ⅰとは

1. 少人数制のアクティブラーニング
 「基礎演習Ⅰ」は、1年生のために設けられた演習科目です。これに相当する科目は小中高にはないため、新入生の皆さんには分かりづらいかもしれませんが、例えば、少人数制の学習塾をイメージすると良いでしょう。
 つまり、「基礎演習Ⅰ」の定員は10~16人。教員が学生に質問し、学生が答えるといった双方向形式で授業が行われます。これを通し、新入生の皆さんは、読解力、文章表現力、資料収集力といった大学での勉強に必要な基礎学力を身に着けることができます。


2. 担任制
 「基礎演習Ⅰ」のような科目は高校にないことは、すでに述べましたが、逆に、高校のクラス(学級)のような組織は大学にはありません。また、担任の先生もいません。しかし、「基礎演習Ⅰ」は学級に似た機能を持ち、担当教員は担任の先生と同じような役割を果たします。
 つまり、「基礎演習Ⅰ」の授業では、大学での勉強や生活に必要な情報が提供されます。また、 担当教員は、新入生が大学生活に慣れ、有意義に過ごせるよう、サポートします。私も担当教員の一人として、皆さんの質問や相談に応じますの で、何かありましたら、連絡してください。

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3. クラス分け ~ 3タイプのクラス
 「基礎演習Ⅰ」のクラスは3タイプ。私はSクラス、つまり、警察官、消防士、刑務官、自衛官などの公安職を志望する学生向けのクラスを担当します。
 なお、すでにお知らせしてある通り、このクラスの学生は「公務員プログラムガイダンス」に参加しなければなりません(今年度はオンライン形式で行われます)。また、年2回、行われる公務員模擬試験(模試代 6,500円)を受けなければなりません(今年度は春学期の公務員模擬試験が中止され、秋学期にのみ実施されます。秋学期の模試の申込みは6月1日までです)。

Pクラス
将来、県庁、市役所などの行政職を希望する学生向け
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Sクラス
警察・消防などの公安職を希望する学生向け
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Eクラス
民間企業や教職を目指す学生向け
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4. 週1回の必修科目(通年制)
 
  • 「基礎演習Ⅰ」の授業は週1回、行われます。
  • セメスター制を採用している本学では、通常の授業は半期で終了しますが、「基礎演習Ⅰ」は通年制です。また、1年を通し、同じ教員が授業を担当します。
  • 「基礎演習Ⅰ」は必修科目であるため、履修しないと卒業できません。

「基礎演習Ⅰ」の到達目標

  Sクラスの目標は以下の通りです。
  1. 学生が「読む、書く、調べる、まとめる、伝える、発表する」といった大学生に必要な能力を身に着けること
  2. 学生が各公務員の職種について具体的なイメージを持ち、将来どのような仕事に就くことを希望するか端的に説明できるようになること
  3. 公務員模擬試験を受けることによって学生が自らの成績を的確に把握し、公務員採用試験合格に必要な学修計画を立てられるようにすること

教材

  • 大学から郵送されている「テキスト基礎演習 2020」(冊子)を使用します。なお、この冊子は「2020年度入学生 教務ハンドブック」と合冊で印刷されています。
  • その他の教材については後ほどお知らせします。もうしばらくお待ちください。

成績評価方法

 授業への取りくみ(課題提出を含む)を70%、模擬試験への取り組みと模擬試験判定結果に基づく受験指導への取り組みを30%の割合で評価します。


※ 「基礎演習Ⅰ」のシラバスを必ず読んでください(こちらをクリック)。

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