2008年4月10日、スロバキア国会(1院制)は、圧倒的多数の議員の賛成によって、リスボン条約の批准を承認した。出席した議員109人(議員定数は150)のうち、賛成票を投じたのは103人に上った。
当初、野党3党は、与党が提出したメディア法案に反発し、リスボン条約の批准に異議を申し立ていた。与党議員の総数は85で、批准承認に必要な90を下回っていたため、採決が度々、先送りされてきたが(参照)、4月10日午後、SMK が批准支持を表明し、批准決定の条件が整った。なお、なお、Dzurinda 前首相が率いる SDKU はメディア法案に反対する立場から、また、KDH
は、リスボン条約そのもに反対する立場から、採決を拒否している。
リスボン条約の批准は、すでに、ハンガリー、スロベニア、マルタ、ルーマニア、フランス、ブルガリア、ポーランド の7ヶ国が決定しており、スロバキアは8ヶ国目となった。
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