2008年6月11日、エストニア国会(一院制)はリスボン条約の批准を圧倒的多数の議員の賛成の下、了承した。総議席数101の内、91人の議員が批准を了承し、反対票を投じた議員は1人であった(参照)。なお、隣国の ラトビア と リトアニア の議会はすでに5月8日に批准を決定している。
6月11日には、フィンランド議会 と ギリシャ議会 も批准を了承しており、リスボン条約の批准を決めた加盟国数は18となった(詳しくは こちら)。なお、翌12日には、EU加盟27ヶ国中、唯一アイルランドで、リスボン条約批准の是非を問う国民投票が実施される。開催日が近づくにつれ、批准反対派が勢力を増しており、結果は予測しえないが(詳しくは
こちら)、エストニア、フィンランドおよびギリシャの決定は良いメッセージになるものと解される。
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