2008年7月15日、スペイン議会の上院は、圧倒的多数の議員の賛成によってリスボン条約の批准を承認した。批准を支持した議員は232人であったのに対し、反対票投じた議員は6人、また、棄権者は2人に過ぎなかった(参照)。すでに下院も、6月22日に、同じく圧倒的多数の議員の支持のもと、批准を了承しているため(賛成票322、反対票6)、上院の議決は形式的なものに過ぎなかった(参照)。なお、当初、同国政府は、2008年秋の国会議決を予定していたが、野党の要請を受け、夏休み前に早まった(参照)。
今後、スペインは、国家元首である Juan Carlos 国王の署名を経て、批准手続を完了させるが、同国を含め、すでに23の加盟国が批准を決定ないし手続を終了している(7月15日現在)。
すでに批准を決定している23ヶ国
まだ批准を決定していない4ヶ国
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