フランス と オランダ の国民投票で、欧州憲法条約の批准が否決されたにもかかわらず、ルクセンブルク政府は、従来の予定通り、2005年7月10日に国民投票を実施するとしているが、その背景には、国民の支持率が非常に高いことがある。6月9日、政府が発表した調査結果によれば、批准反対派は、32％から38％に上昇しているが、依然として、46％の回答者が批准を支持している（従来の結果と同じ）。なお、まだ決定していない者は16％である（参照）。ルクセンブルクでは、投票日から4週間以内に調査結果を公表することは禁じられているため、今回の発表で最後になるものと解されている（参照）。
