問題  問 題  問題


   A国法によれば、満21歳をもって成人となり、未成年者が親権者の同意を得ずに締結した売買契約は取り消しうるものとする。A国人の男性(20歳)は、B国を旅行している、非常に高価な時計を購入したが、親の同意を得ていないため、売買契約を取り消すと主張している。この問題の準拠法は何か(こちらを参照)。

   このケースにおいて、時計の購入地がB国であるか、または、日本であるかで違いが生じるか(こちらを参照)。

   このケースにおいて、男性はすでに婚姻しているものとする。未成年者であれ、婚姻している場合は成人と して扱われるかどうかは、いずれの国の法によって決定されるか(こちらを参照)。



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