問 題 2
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日本人のAはアメリカ旅行中に事故にあい死亡した。そのため、Aの遺族のBは加害者に対して訴えを提起し、損害賠償と慰謝料を請求しようとした。Bが日本の裁判所に提訴する場合、裁判所は、日本の法律(実体法)を適用すると考えてよいか。
A
かっこ内に適切な語を入れなさい。 国際私法規定は、( )とも呼ばれるが、それによってある特定の法律問題に適用される法令が指定される。この法令のことを( )という。
B
フィリピン人のAは、日本人の夫Bとの裁判離婚を希望しているが、適用通則法はA・Bの離婚について直接的に定めているか。
C
アメリカ人のCは、日本製のオートバイを運転中に転倒し、負傷した。Cは、オートバイの構造に欠陥があるとして、メーカーの製造物責任を訴求することを考えているが、この場合、アメリカの製造物責任法は日本の法律よりも、自らに有利であるため、本件では、アメリカ法が適用されると主張している。この考えは正しいか。